里山再生について
あなたの樹木葬が、萩の里山を守るのにほんの少し役立ちます
『豊かな自然』という言葉に美しい田園風景や田舎の山々を思い浮かべる方は多いのではないでしょうか。
里山とはこうした風景のことを言います。実はこれは原始の森とは違い人の手により作られてきたものです。『自然』と人間が上手に共存するために築き上げられた先祖の知恵の結晶なのです。
豊かな里山は原始の森とは違う安定した穏和な水と恵みをもたらします。穏和な里山がやさしく人の生活を包んでいてくれたのです。
しかし、産業の主体が農林業から商工業に変わっていった日本では、里山は人の手を離れ放置されるようになりました。人の手により秩序が作られていた里山は、人の手を離れてもそのまま原始の森に戻りはしません。原始の森の秩序を持たない山野は病んでいき崩れるように荒廃していきます。これは人に飼いならされた動物を野性に戻すのが難しいのと同じです。
一方で今では山野が人に使われるのは山が切り開かれていくときばかりです。人口の増加と核家族化により増えつづける墓地も、こうして少なからず自然を切り崩していっています。
切り開くのとは違う形での山野の利用の必要性。そうした問題の中で生まれた新たな文化が樹木葬なのです。
宝宗寺で行う樹木葬について
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